こんにちは。
最近寒くなって朝イチにギアの入りがとても悪くなってしまいました。
酷いときはアクセルを煽るレベルです。
まあそれで入るのでマシなのかもしれませんが、絶対ミッションのシンクロとか傷めそうなのでとっととミッションを交換します。
《必要なもの》
- ジャッキ
- リジットラック(←必須)
- クロスレンチ or インパクトレンチ(←タイヤ外し用)
- (できれば)トルクレンチ(←タイヤ締め付けトルク管理用)
- 3/8工具 or 専用の工具
- エクステンションバー(かなり長いやつ)
- 鉄製スクレッパー(←オイル缶を開けるために使用)
- ミッションオイル(2L)
- オイルポイパック
- ボロ布
- ブレーキパーツクリーナー
- 作業着 or いらない服装
- 手袋
- オイルサクションガン or 灯油いれるシュコシュコするやつ(名称知らん)
今回使ったオイルは、カストロールのトランスマックス・マニュアル80W-90です。
そして総走行距離が68,000キロ。
本当は1万~2万キロ毎の交換がいいのですが、まあそんなに荒い運転しないしいいか…。という感じで初めての交換です。
ジャッキアップしたあとリジットラック(通称ウマ)を掛けてから左前タイヤを外します。
結構面倒くさくて(もしくはお金をケチって)、リジットラックを掛けない人見かけますが絶対に掛けないといけないです。
ジャッキだけで車の下に潜るとかただの自殺行為ですからね。
話がそれましたが、HA36S系であれば左タイヤ外すとフィラボルト(オイル注入口)が見えます。
ここをまず外します。
というのも下のドレンボルト外したら、もうオイルは抜けます。
その状態でフィラボルトが外れないとなると走ることができなくなりますからね!
(まあよほど古いクルマでない限りほぼありえないけど…念の為です)
ちなみにこのボルトを外すには、専用の工具を使うか
3/8の工具の四角い部分(ソケットを差し込む部分)で回せます。
このときオイルが多少なり漏れるので、下にはオイル受け皿などを置きましょう。
そのあとは、下に潜ってドレンボルトを外しましょう。
ちなみに上手いことやらないと盛大にオイル被りますwww
私も大分被りました。
まああとで手を洗えばいいので、気にしませんが(裏が水道だし)
※服装はちなみに、作業用のつなぎです。
よほどのバカで無い限りお気に入りの服装でこんな作業する人はいないとは思いますが、どうでもいい服でやりましょう。
左がドレンボルト、右がフィラボルト。
左のドレンボルトに付着している黒いのが鉄粉ですね。
ボロ布で綺麗に拭き取っておきましょう。
オイルが完全に抜けたら、ドレンボルトを締めるのですが
このときによくシールテープを巻く人がいますが、その工程は不要です。
ミッションケース割れの原因になります。
締め込むときは、ゆっくり回します。
固くなったらグッと少し力入れたら完了。
(写真のようにネジ山2.5山くらいで大丈夫です。)
締めすぎると割れるので注意。
つぎに先程の缶の上部に鉄製スクレッパーを当ててぶっ叩きます。
すると穴が空くので、直でもいいけど私はオイルジョッキに移した後
次の工程に移りました。
次はこのオイルサクションガンを使ってオイルを吸い上げて、フィラボルトから注入します。
これが結構たいへんな作業で、注入口にホースをさすのですが
ものすごく奥まった場所にあるので手袋を着用し上手いこと差し込みましょう。
ブレーキまわりにオイルが付着しないように気をつけながら。
この工程をオイルがなくなるまで繰り返して、注入口から少し垂れたら終わりです。
あとはフィラボルトを締めるだけ。
これもドレンボルトと同じ感覚です。割らないように
後は、ブレーキパーツクリーナーでこぼれたオイルをよく落としましょう。
その後タイヤつけて→車おろして→タイヤを100N・mで締めるだけ。
終わったら試走に出かけてオイルを回します。
異常がなければ完了ですね。
私の場合は、ギアがスコスコ入るようになりましたよ!
面倒ですがやった価値はあると思います。
《難易度》★★☆☆☆
《作業時間》約1時間
《満足度》★★★★☆
(おまけ)
終わって試走行こうとしたら父が資さんうどん行こうや!
と言ってきたので、父と2人でうどん食べてきました。
父と2人ででかけたの何年ぶりかな?
やっぱ資さんうどんの肉ごぼ天うどんは最高に美味しいね!
それでは。